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 早速お二人のプロフィールをご紹介させて頂きます。 ソプラノの西由紀子さんは、神奈川県小田原の出身でして、小学校の頃から小田原の少年少女合唱隊に入っておられ、東京芸術大学音楽学部声楽科に入り、同大学院修了後ドイツに留学なさっておられます。第6回国際モーツァルトコンクール声楽部門第3位入賞、第41回マリア・カナルスコンクール声楽部門特別メダル賞など、国内外多くのコンクールで入賞しておられます。現在、日本、ドイツ歌曲を中心にメサイア、マタイ受難曲など、宗教曲のソリストとして活躍をなさっておられます。また、フェリス女子学院大学音楽部専任講師として若手の歌手の育成にも力を入れておられるそうでございます。 ピアノ伴奏のなかにしあかねさんは、ピアニストであられまして作曲家でもあります。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業、ロンドン大学ゴールドスミス大学院にて作曲修士号、キングカレッジ大学院において作曲博士号を習得なさっておるそうでございます。第66回日本音楽コンクール作曲部門で第1位、国際フランツ・シューベルト作曲コンクール入賞など、数々多くの賞を獲得されています。また国内外からの演奏家からたくさんの委託を受けて曲を提供しておられ、歌曲伴奏者としても活躍されています。現在、宮城学院女子大学音楽科の教授をなさっておられ、花の詩画で知られる星野富弘さん ―― 今日のパンフレットの後ろにあり、のちほど目を通して頂きますが、身障者の方で口で描かれる大変素晴らしい方でございます―― それを西さんが歌って、なかにしさんが曲をつけて、CDになっておりまして、各方面で絶賛されロングヒットになっております。 今日は、このような素晴らしいお二人をお迎えして感激でございます。それでは、よろしくお願いいたします。 皆さんこんにちは。右から左から見まわしてみますと欠席者はあまりいないですね。非常に満席の様子でございます。私の仕事はこれしかございません。満席にすることでございます。実は私3分間しかないのですが、用意したものを読ませていただきます。ロータリークラブの皆さん30周年記念祝賀会にお運びを頂きまして誠にありがとうございます。2012年、13年度田中作次RI会長並びに菅原光志ガバナー年度の締め括りに、このような祝典祝賀会が開催できましたことに感謝を申し上げます。 30年間の歴史の中で最大の事件と申しましょうか、私がちょうどガバナー補佐についていた2011年3月11日、未曾有の東日本大震災が発生いたしました。私はその時以来、ロータリアンの方々の心強さ、逞しさに感銘を受けました。その後、地区から被災された地域に対する支援要請が機関銃の如く発信されました。各クラブが冷静に判断をされ、相模原市を通じ地区を通じそして個人的に現地へ直接必要な物を届けられました。各クラブが思いもよらぬ素早い行動をされた記憶は、今でも鮮明に残っております。そして、全世界のロータリアンから多くの支援の手が差し伸べられました。私はここで各クラブのロータリアンの方々に、支援と奉仕に対する行動に厚く感謝を申し上げます。しかし今日現在、東日本大震災は終結したわけではありません。 幕末に活躍された剣聖と言われました島田虎之助先生が残した私の好きな言葉に“剣は心なり心正しからざれば剣また正しからず。剣を学ばんと欲すればまず心より学ぶべし”。これをロータリー風にアレンジをいたしますと“ロータリーは心なり。心正しからざればロータリーまた正しからず。ロータリーを学ばんと欲すればまず心より学ぶべし”。私共のクラブは、この節目を新しい出発点として、クラブが効果的なクラブとなるため、活性化溢れる計画を立て、果敢に奉仕に邁進していく所存でございます。本日ご出席を頂きましたロータリー家族各位に感謝を申し上げ、この懇親会が有意義な歓談になることを祈念し挨拶とさせて頂きます。有難うございました。プロフィール紹介 式典・祝賀副委員長 谷津  弘開宴のことば 式典・祝賀委員長 萬田 信行